雑木林

頭の中の整理と忘れないための確認メモ

覚えておきたいキーバインド(bash)

Linuxマシン、サーバを設定するときはWindowsからTeratermなどを使って操作することが多いのですが、私は作業が結構遅いほうです。改善するにあたり、単純にマウス操作を減らすことが必要だと考えたので、覚えるべきショートカットキーを纏めることにしました。

そんなわけでbashを使うときに覚えておくと良さそうなものは以下になります。
Teraterm経由で実行できることを確認しています。

ctrlキーと組み合わせるもの

コマンド 意味
Ctrl + a 行頭に移動する
Ctrl + e 行末に移動する
Ctrl + w カーソル位置から左側にあるスペースまでをカット
Ctrl + k カーソル位置から行末までをカット
Ctrl + u カーソル位置から行頭までをカット
Ctrl + y ペースト
Ctrl + l clearコマンドと同等
Ctrl + q 画面表示の再開(Ctrl+sは停止)
Ctrl + r コマンド履歴の検索(さらにCtrl + rで履歴を遡れる)
Ctrl + c 実行中のコマンドの強制終了
Ctrl + z 実行中のコマンドの一時停止(fgで再開)
Ctrl + d exitコマンドと同等

ESCキーと組み合わせるもの

コマンド 意味
ESC + b カーソルを一単語分左へ移動
ESC + f カーソルを一単語分右へ移動
ESC + d カーソルにある単語をカットする

elasticsearchのインデックスをローテートする

データ分析をする際にはログの保存期間は無期限であるとかいう話をよく聞きますが、現実はコストに跳ね返ってくるのでそう簡単にはいきません。 そんなわけでelasticsearchに蓄積されたデータをローテートするお話。

環境は以下の通り。

  • CentOS7.3
  • elasticsearch-5.4.3-1
  • kibana-5.4.3-1
  • rsyslog-elasticsearch-7.4.7-16

前回の記事の設定により、rsyslogからsyslog-YYYY-MM-DDのインデックスでデータが蓄積されてます。

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rsyslogから直接elasticsearchにログ蓄積する

サーバやネットワーク装置のログ蓄積と可視化について調査してまして、通常だとfluentdが有名ですが、rsyslogから直接elasticsearchに転送するモジュールがあったので導入してみました。

今回実装した環境は以下になります。(elasticsearchとkibanaは予め構築済み)

  • CentOS7.3
  • elasticsearch-5.4.3-1
  • kibana-5.4.3-1
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raspberry piで無線が切れた際に自動再接続する

IoTとPythonの勉強がてらラズパイに色々つけて飛ばしています。
ある日気づいたら無線接続が切れていたことがあったので、こちらを参考にしばらく様子見をする。


qiita.com


デフォゲをとってくるように少しだけスクリプトを変えましたが、今のところ大丈夫そう。

#!/bin/sh
ping -c 1 `netstat -r  | grep default | awk '{print $2;}'`
test $? -ne 0 && sudo /etc/ifplugd/ifplugd.action wlan0 up


もしうまくいかなければ、こちらを試してみよう。
daisukekmr.hatenablog.com

ChromeでESXiのembedded host clientにアクセスするとエラーになる

vCenter環境がない一般家庭?でESXiを使う場合、vSphere Clientを使うのが主流ですが、
ESXi6.5からvSphere Clientの提供が無くなり、embedded host clientへの移行が始まっています。

私も1年ほど前から併用していますが、Chromeでログインするとエラーが出ることがありました。
1年ぶり?に原因と対応策がわかりましたのでメモしておきます。

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vSphere ESXi 6.5でRealtek NICを動かす(ESXi-Custmizer-PS編)

1年以上前にESXi-Custmizer-PSを使ってRealTekNICをESXi6.0上で認識させる方法について書きました。

zokibayashi.hatenablog.com

コンスタントに見ていただいているようなので、ESXi6.5の場合について触れておきます。

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CentOS7で利用するCPUの上限を設定する

CentOS7に閉じた話ではないと思いますが、やろうと思ってできなかったのでメモしておきます。

kernelのコマンドラインオプションを追加することは変わってませんが、
「 maxcpus 」ではなく、「 nr_cpus 」で指定しないといけないみたいです。
(あとメモリを制限する場合は「 mem 」で制限できます。)

ちなみにCentOS6まではGrubだったので、/boot/grub/grub.conf を直接編集しましたが、
CentOS7からGrub2になり、/etc/default/grub を編集することになってます。

  • 使用するコアを1つ、1GBメモリに制限する場合(nr_cpus=1 mem=1024mを追加)
# vi /etc/default/grub
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR="$(sed 's, release .*$,,g' /etc/system-release)"
GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_DISABLE_SUBMENU=true
GRUB_TERMINAL_OUTPUT="console"
GRUB_CMDLINE_LINUX="crashkernel=auto rd.lvm.lv=centos/root rd.lvm.lv=centos/swap biosdevname=0 net.ifnames=0 rhgb quiet nr_cpus=1 mem=1024m"
GRUB_DISABLE_RECOVERY="true"


編集が終わったら、configの生成と再起動を忘れずに。

# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
Generating grub configuration file ...
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.10.0-327.el7.x86_64
Found initrd image: /boot/initramfs-3.10.0-327.el7.x86_64.img
Found linux image: /boot/vmlinuz-0-rescue-4c78f5b870a447168afc0e881745647a
Found initrd image: /boot/initramfs-0-rescue-4c78f5b870a447168afc0e881745647a.img
done

# reboot

具体的なナレッジとしてはRedhatに以下の情報があります。
maxcpus kernel parameter is not working as expected as RHEL 7 system still has all CPUs enabled after boot is complete - Red Hat Customer Portal