雑木林

頭の中の整理と忘れないための確認メモ

自宅環境の最適なRAID構成について

我が家では数年前からTeraStationのTS5400Dを使ってNASを運用しています。
今回データを空っぽにする機会があったのでRAID構成による性能差を確認しました。
確認した環境はこんな感じ。

  • クライアントPC(Windows 10 Pro)

    • 1Gb NIC
    • ネットワークドライブとしてマウント
    • CrystalDiskMark 5.5.0および6.0.0利用
  • NAS(TS5400D)

  • 1Gb NIC
  • 2TB SATA HDD(ST2000DM001) × 4

で、実際にやってみた結果がこちら

CrystalDiskMark 5.5.0の場合 f:id:zokibayashi:20180521014434p:plain

CrystalDiskMark 6.0.0の場合 f:id:zokibayashi:20180521014439p:plain

なんとも微妙な結果ですが、個人的に見て思うことは以下です。

  • この構成ではRAID0とRAID10にほとんど差は見られない
  • パリティ計算が必要なRAID5,6は書き込み時のペナルティが大きい
  • 信頼性と性能のバランスが一番いいのはRAID10

短時間に2本HDDが壊れる確立を考えると4本ではRAID10がいい感じでしょうか。 ちなみにRAIDの概要と耐障害性は以下のサイトが非常にわかりやすかったです。

特長別RAIDモードガイド | BUFFALO バッファロー