雑木林

頭の中の整理と忘れないための確認メモ

シックプロビジョニングで作成したvmdkを変換する

検証等で用いた仮想マシンを後日別の環境で動作させて解析するために、
仮想マシンのイメージファイルをそのまま持ち帰ることが多々あります。
しかし、シックプロビジョニングで作成したイメージファイルをやり取りするのは、
本来OSが使っていない領域までコピーするため非常に時間がかかります。
そんなときは、ファイルをシンプロビジョニング形式にに変換すると
ファイルサイズを大幅に削減できるため、容量の節約と時間短縮につながります。

というわけで、備忘録メモです。

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Sophos Anti-Virus for Linuxを使う

今までLinuxの無償アンチウイルスソフトといえばClamAVが代表的でしたが5月18日にSophos Anti-Virus for Linuxに無償版が提供されることが発表され、選択肢が広がりました(個人利用に限りますが…)。
基本的な使い方をさらってみたのでメモしておきます。

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VMWare上のVMWareで共有するvmdkを作成する

2019/06/24 追記

VMware ESX 6.5上で共有ディスク作成の注意点[LookupAndOpen[file]]等でも言及されてれますが、
マルチライターモードについての記載が漏れているようです。

kb.vmware.com

上記KBにもある通り、マルチライターモードを利用するためには、
ディスクをEager Zeroedで作成しなければならないようです。
つまり纏めると・・・

  1. 仮想マシンSCSIコントローラにてSCSIバス共有を「物理」に設定しよう
  2. 共有ディスクは「Eager Zeroed」で作成しよう
  3. 共有ディスクのディスクモードは「独立型:通常」を選択しよう
  4. 共有ディスクの共有は「マルチライターの共有」を選択しよう

これであってるのかな・・・?

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Nested Virtualization環境におけるvSwitchの設定

前回はESXi on ESXi環境において、vt-xを仮想マシン上のESXiにも利用可能にする設定をしました。
今回はの仮想マシン上のESXiに作成した仮想マシンと通信を行うための設定についてです。

前回の記事はこちらzokibayashi.hatenablog.com

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リポジトリの複製やパッケージの一括取得

クラウド化が叫ばれて久しい今日ですが、検証環境や社内システムはインターネットに接続しないことを前提に作られていることもあり、必要なパッケージの入手に苦労することがしばしばあります。そんな時に外部と通信可能な端末に必要なリポジトリを予め複製しておけば、非インターネット接続環境でも依存性などに悩まされることなくパッケージが導入できるようになります。
今回はその手順で試行錯誤した内容を記載します。

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Nested Virtualizationの設定について(ESXi6)

複数のサーバ仮想化ソフトウェアを勉強する上で、限られた物理リソース上で如何にしてインフラ環境を整備するか問題に悩まされる方は多いのではないでしょうか。少なくとも私はよく悩まされます。そういったときに仮想マシン上でハイパーバイザが動かせればいいのに、と思うことが多いのではないでしょうか。
今回、VMWare ESXi上にESXiをインストールし、更にその上で64bitOSを動作させるまでの手順について、ESXi5.5でやった設定がESXi6.0でも利用できるのことを確認したので、備忘録として記載します。

【5/19 追記】
ESXi on ESXiの上で仮想マシンが通信するにはスイッチの設定も必要のため、こちらもご確認ください。

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NTPによる同期について

サーバに関わらず、PCや携帯電話など最近は様々なデバイスが時刻同期をしています。ただ、時刻同期がされていることを認識していても、どのようにされているのかについては知らない人が多いのではないでしょうか。ひょんなことからNTPに関して調査する機会があったので、備忘録としてまとめます。

情報量としては、「とあるSIerの憂鬱」のこちらの記事が詳しいです。
ほんともう、私が書くことが無いくらいに。

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