CentOS6におけるNIC命名ルール
RHEL系のディストリビューションに限らずですが、数年前まではLinuxのNICといえばethXが標準的だったと思います。ですが、近年、Kernelというよりudevの進化に伴って、命名規則ならびに固定に必要な手続きが異なっています。主にCentOS6ならびに7の実装について調査したので、いったん頭の中を整理します。最初はCentOS6からです。
簡単にまとめると以下の流れでデバイスが作成されます。
- ifcfg-XXXに記載されているMACアドレスと実アドレスを比較して、マッチすればファイルに記載されているデバイス名を付与する。
- 70-persistent-net.rulesに記載されているMACアドレスと実アドレスを比較して、マッチすればファイルに記載されているデバイス名を付与する。
WORKGROUP環境でRDMSの設定と冗長化
先の記事でRDS CALに関する基本的な理解は記載しましたが、今回は実際に構築する場合のお話。
RDSに必要な基本的な構成や手順はマイクロソフトの以下のサイトが詳しいです。
- Windows Server 2012 機能評価ガイド リモート デスクトップ サービス(VDI および RDS)
- Windows Server 2012 標準的なリモート デスクトップ サービス環境構築手順について
ゲートウェイやらWeb アクセス、接続ブローカーなどなど必要なサーバが結構ある上に、標準的な構成ではActive Directory環境が必要ということも構築難易度を上げているポイントです。今回は最低限の環境で作る場合についてメモ書きです。
要件は以下の通り。
- WORKGROUP環境で構築する
- ライセンスサーバとセッションホストサーバは兼務する
- 単体障害時にも接続できるようライセンスサーバは複数用意する
RDS CALに関する個人的な理解
Windows Server系のOSを使うにはどうしてもCALと向き合う必要性があります。
しかし、なかなかこのCALというものが厄介で理解するのに苦労します。
マイクロソフトでもライセンス早わかりガイドとしてサイトに纏めており、
特にこれを冊子にしたものは基本的な考え方が纏まっているので重宝しています。
今回CAL、特にリモートデスクトップに用いるRDS CALについて色々と調べる機会があったので、備忘録としてまとめます。(あくまで個人の認識ですので異なる可能性があります。)
続きを読むvSphere ESXi 6でRealtek NICを動かす
ESXi 5.5のインストールISOには蟹NICことRealtek 8111/8168のドライバが含まれていないため、蟹NICしか搭載していない安物PCはそのままではインストールできません。
検索すればすぐに出てきますが、ここなどを参照しながら「VMware_bootbank_net-r8168_8.013.00-3vmw.510.0.0.799733.vib」をインストールISOに組み込むことで、蟹NICしか搭載していないPCにもインストールすることができます。
ESXi 6.0でも同様だろうと思い、環境を作ろうとしたのですが躓きました。
念のため備忘録として記載。
2015/11/02 後継ツールのESXi-Customizer-PS編を公開しました。
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